網走流氷観光砕氷船、北海道、日本

網走は、北緯44度にあり、オホーツク沿岸は海が凍る南限です。極寒のアムール川に登場し、やがて白い大地となって南下する流氷の衝撃的なまでの眩しさを。流氷観光砕氷船「おーろら」にのって堪能します。

流氷
中国とロシアの国境を流れる極東最大の大河アムール川から、オホーツク海に注ぐ淡水が氷結し、南下するにつれて大きく成長します。1月下旬頃、その白く神秘的な姿をオホーツク沿岸に見せます。肉眼で水平線上に見えた日を「流氷初日」といい、砕氷船「おーろら」「おーろら2」の出番を迎えます。

流氷が来る時期に合わせて様々な野生の動物たちも顔を見せます。流氷とともにやってくる流氷の天使クリオネをはじめ、アザラシなどの海獣類や鳥類などが、流氷の上で佇む姿を見ることができます。ときおり、陸上の動物であるキタキツネやエゾシカが出没することがあります。

観光船

1階客室
1階客室は自由席になっております。またサイドデッキにもつながっていますので、低い位置からの流氷を間近に眺めることができます。

売店
船内売店では、オリジナルポストカードや「おーろら」のグッズを販売しております。

トイレ
船内には、男女別のトイレを1階2階それぞれに完備しております。

2階客室

特別客室
流氷の砕氷を、眼前でご覧頂ける特別客室です。

展望デッキ
砕氷の音と衝撃を楽しめる展望デッキ。オホーツク海の海風にあたるので、デッキに立たれるのなら防寒対策を完璧に。

会社
道東観光開発株式会社とは、北海道網走市に本社を置き、船舶事業を行う企業である。

事業
網走から知床への観光船就航を目的に1961年(昭和36年)に設立され、翌1962年(昭和37年)より就航した。同年には名古屋鉄道が資本参加し名鉄グループ入り。同時期に名鉄傘下となった網走温泉センター(網走観光ホテルの前身)の営業も行うこととなった。

名古屋鉄道保有の株式は2012年(平成24年)4月2日付で北海道網走市に本社を置くタカハシへ譲渡され、約半世紀ぶりに地元資本による運営となった。

事業所は本社、網走営業所、ウトロ営業所があり、本社以外は各観光船営業期間のみ営業を行う。

船舶事業
4月下旬 – 10月は斜里郡斜里町で知床観光船、1月中旬 – 3月は網走市で網走流氷観光砕氷船を運航する。両方とも同じ船舶を使用、「おーろら」と「おーろらII」が就航する。

営業開始当初から運航する知床観光船は、かつて網走から出航する定期航路であり羅臼町まで運航した時期もあったが、知床峠開通など道路状況が改善されて以降はウトロ港発着の観光周遊航路で運航される。硫黄山航路(所要時間約1時間30分)と知床岬航路(所要時間約3時間45分)の2航路があるが、状況により短縮される場合がある。

網走流氷観光砕氷船は、1989年(平成元年)に就航計画が発表され、1991年(平成3年)より運航される。所要時間は約60分で流氷の状況により航路を変更するが、1995年(平成7年)に発生した立ち往生事故[4]により運航規定が見直され、状況により短縮される場合がある。

運航船舶

おーろら
1990年竣工、1991年就航。491総トン、全長45.0m、全幅10.0m、出力3,000馬力、最大速力14ノット、氷海速力3ノット。
旅客定員420名、乗組員10名。楢崎造船建造。

おーろら2
1995年竣工・就航。489総トン、全長45.0m、全幅10.0m、出力3,000馬力、最大速力14ノット、氷海速力3ノット。
旅客定員420名、乗組員10名。楢崎造船建造。

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